ヒルクライム好きおじさんの日記

ヒルクライム最高!

PEAKSラウンド14蓼科WEST!

いよいよピークス2日目の朝を迎える。

今日は変態エントリーなので先にスタートする一般エントリーの皆んなを見送る。

昨日はある程度の余裕を持って完走できたた。とりあえず酷い筋肉痛もなく、今のところ体調に大きな問題はない。夜も昨晩から布団で寝ることができて睡眠も十分。

一番気になるのは時間制限なので、とにかく時間のロスを少なくするよう、エイドステーションでは簡単なバナナやエナジージェルだけを選び、食べるのに時間のかかる汁物等は遠慮する。😅

1日目と同じ女神湖多目的運動場からスタート。走ったコースの中でも、白樺湖から霧ヶ峰に向かうビーナスラインは絶景の連続で写真が撮りたかったが、そんな余裕は一切ない!😅時間も惜しんでひたすら前に進む。

最初のチェックポイントから立石公園駐車場を折り返す登りのパートでは、どんなに自転車に乗ってればそうなるのか分からないくらいにふくらはぎが真っ黒に陽焼けして、明らかに自分より強そうな人を追い抜くシーンも何回かあり、今日までやってきた日々のライドの積み重ねが報われるようで一人満足感に浸る。😉

途中でマシントラブル(パンク、スポークが折れる…)に見舞われる人や、体力の限界で足をつっている人もいた。昨年は自分も雨で濡れた路面でスリップし、結構酷い擦過傷とバイクのダメージ(ハンドルが曲がってサイコンがクラッシュ😣)を負ったことを思い出し、事故のないよう特にカーブでは「減速、減速」や「気をつけて、気をつけて」と呪文のような独り言を大声で叫びながら(誰にも聞かれてません😅)走り続ける。

コースが標高の高い林間コースだからか、道を横切る動物(🦌、🦊、🐿)も見かけた。

霧ヶ峰ビーナスライン駐車場からは本日最大の難所である、美ヶ原への勾配のきついコースへ進み、なんとか折り返して元の霧ヶ峰ビーナスライン駐車場まで戻った辺りからいよいよ残り時間との戦いになる。ここからST5の茅野市市民の森まで一旦下り、そこを上り返すのだが、この下りが長い…。長ければ長い程、上りも当然長くなるわけで、早く下りが終わることを祈りながらチェックポイントにやっと到着。確認すると上り区間がここから約15キロもあるじゃないですか!😱

体力も既に限界に近く、上りの時速は頑張って平均10キロ前後として、ここから頂上までの所要時間が約1時間30分。そこから最後のチェックポイントまでが上り区間もありの約20キロでカットオフが16時10分…。ビミョー!かなりビミョーというか上り相当頑張らないと、時間内の完走は難しい。😣

そんなことを考えながら上っていると、ここまでの疲労によるからか、右足のつま先に猛烈な痛みが出始める。お尻も相当痛くてシッティングの姿勢をとるのもツラくなってきた。完走できなかった言い訳が浮かんでくるのを必死で追い払い、最後まで諦めずに完走できた昨年のピークスを思い出して力を振り絞る!

結果はカットオフの時間に13分ほど間に合わず、最初のスタート地点に戻ったのは16時23分。結局そこから先の最後のチェックポイントへは進むことができず、このラウンドのピークスはDNFで幕を閉じる…。😩

レースが終わった直後はフィニッシャーの人たちの嬉しそうな記念撮影を横目に見つつ、悔しさで会場を後にした。

が、バイクを片付けて宿に戻ったところで今回の二日間に亘るピークスを振り返り、挑戦しなかったことを後悔するより、結果を恐れず挑戦できたことを大切にするんだと自分に言い聞かせて、来年のピークス(石鎚山ラウンド)では必ずリベンジすることを誓う!

また、広島〜長野の移動も含めて4日間もの自由な時間を持たせてくれた妻へは深い感謝しかない!本当にありがとう。🤗

それと、ピークスを運営してくださったスタッフの皆さん、本当にお世話になりました。毎回驚くような企画をしてくれて、スーパーハードな挑戦の機会を作ってもらって感謝しかありません。還暦が見え始めた56歳ですが、齢のことは気にせずに、これからも坂道に抗います!😆

今回のピークスでとりあえず3回目の完走を果たしてトリプルクラウンへの仲間入りも果たした。次の挑戦で4回目の完走ができるよう、これからもしっかりヒルクライムすることを誓い、今年のピークス挑戦は終わったのでした。😄